こんにちは。
三江線が営業終了しても沿線地域の伝統行事は元気に続いています。
その伝統行事の中の一つ、島根県江津市川平町で『第25回川平町花田植え』が開催されました。
今回はこの花田植えについてつづりたいと思います。
花田植えとは
本来なら重労働の田植え作業を楽しく演出し、またその年の無病息災と豊作を願うお祭り的な行事の事です。
造花で飾られた牛による代かきや早乙女と呼ばれる女性の方が田植えをしていくことが特徴です。
広島県北広島町の『壬生(みぶ)の花田植え』が有名です。
ここ川平町では明治初期から行っていて、一時期途絶えた時がありましたが現在も行われています。
川平町花田植えのようす
▲会場全景
会場は旧三江線・川平駅付近です。
▲旧三江線・川平駅
集落の中にあり、ここで生活をしている人は160人ほどだそうです。
▲牛による代かき
まずは牛による代かきから始まります。
牛を操る人も大変で技術や経験が必要です。
暴れそうな牛もいました。
牛による代かきが終わると人により丁寧に表面がならされます。
▲早乙女による田植え
次に早乙女さんたちによる田植えが始まります。
女性だけでなく、男性の方も交じって田植えをします。
▲田植え終了のようす
ほぼ田んぼの半分まで来たところで終了です。
ここまで植えるのに50分弱と相当な労力が必要です。
これだけの人数でやったにもかかわらず。
先人たちは素晴らしいです。
▲田んぼ全景
始めは悪かった天気も回復し、周辺の景色が水田に映っています。
残り半分はここを管理する営農法人が田植えをするそうです。
▲青春をしているようす
田んぼを眺めながらの昼飯はおいしいでしょう。
出店もありました
▲ひなた食堂さん
ひなた食堂さんは移動販売形式の食堂です。
江津市を拠点に営業されています。
▲コッロッケ屋さん
ごぼう入りのコロッケが特徴です。
江津市桜江町はごぼうが特産のようです。
だた、栽培している方はだんだんと少なくなっているそうです。
さいごに
2018年5月27日に旧三江線・宇都井駅前で酒米の田植え体験会があります。
私はこれに参加します。
実際に私も田植えをするのです。
なお、収穫した酒米は池月酒造で醸造され、『天空の酒うづい』として販売されるそうです。
また、秋には収穫体験もあります。
いよいよ楽しいプロジェクトがスタートします。
それではまた。
ここまでご覧いただきましてありがとうございます。
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