ゲレンデルポ『奥大山スキー場』

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こんにちは。

3月になりました。空気はぬるく、予想外に早い春到来ですね。

でもゲレンデにはまだ雪は残っています。

今後も降雪は見込めないようです。今のうちに滑り収めしておきましょう。

今回は鳥取県江府町にある奥大山スキー場を紹介します。

新聞に報道がありましたが、現在は町営のスキー場で後継の事業者を探しているとのこと。

しかし事業者の候補はなく、また近年の雪不足やスキー・スノーボード人口の減少で赤字経営のようです。

今後の存続が危ういスキー場、どんなゲレンデなのでしょうか。

出典:google map

鳥取県日野郡江府町(こうふちょうと読みます)がこのゲレンデの所在地です。

先日紹介した、だいせんホワイトリゾートの南側に位置しています。

先週に引き続き、今週も広島から鳥取まで遠征です。ちょっと大山にはまっています。

このスキー場は地形を活かしたコースが特徴で『天然ハーフパイプ』のようなものも存在しているようです。

コース配置

出典:奥大山スキー場

リフトは下ゲレンデ部1本と上ゲレンデ部1本の合計2本です。

広大なスキー場ではないですが、❝上部コース❞と❝下部コース❞に分かれます。

木谷コース

上部は圧雪が入ってなく、かなりの急斜面です。

コブまではいきませんが、凹凸のある斜面です。

初級者の方が入れば間違いなく来るんじゃなかった、と後悔するコースです。

カービング不可です。

コース終盤には7m級のキッカーがあります。

女良谷(めらだに)コース

このスキー場名物の天然ハーフパイプもどきのU字谷コースです。

この日はピーカンで新たな降雪もなく、雪面は結構ガリガリでしたので壁付近で遊んで滑るのは難儀でした。

斜度は中くらいですのでそれなりにカービングできます。ただしきれいな圧雪バーンではありません。

壁コース

女良谷コースに入口があります。

スキーヤーの方が侵入していました。

林道でもなく、『けもの道コース』だと思います。スノーボードでは厳しそうです。

第一ゲレンデ(緩斜面ルート)

斜度は緩く、幅も広いので初級者向けのコースです。

下部にウェーブと山のアイテムがあります。

第一ゲレンデ(パークルート)

第一ゲレンデにはもう一つ、パークルートがあります。

ウェーブや4~7m級のキッカーがあります。

キッカーはウェーブチックな仕上げになっています。勢いつけて飛ばなくてもクリアすることができます。

特徴

景色が素晴らしい

先週紹介した、だいせんホワイトリゾートに比べて大山の雄大さがより身近に感じることができます。

周りの植生もブナが多いいです。

夏にも訪れてみたいゲレンデです。

ウェーブアイテムが豊富

ウェーブ間が狭く、凸度があることが特徴です。

ウェイクボードのローラーに近いと思います。

スピードをコントロールしないと飛ばされてしまいます。

結構スリリングなウェーブです。個人的にはこれが一番印象的でした。

さいごに

とりあえず来シーズンは営業しますがその後は不明なようです。

クラウドファウンディングで何とか事業の継続はできないものでしょうか。

景色もいいし、初級者も楽しめるし、地形遊びができるこのゲレンデがなくなるのは非常にもったいないと思います。

またひとつゲレンデが消えた、とうことにならないようしっかりと見守ってゆきたいです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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