島根県立美術館で2018年4月20日から7月9日まで『エヴァンゲリオン店』が開催されています。
私はエヴァ世代でありそしてエヴァファンですので行ってみることにしました。
ただし、ただ単に“行く”だけではありません。
私は旧三江線地域を応援するライター、しいてはローカル線を応援するライターでもあるのです。
今回は広島県庄原市の備後落合と島根県松江市の宍道を結ぶ、JR木次線に乗って行って来ました。
エヴァンゲリオンについてのおさらい
エヴァンゲリオンのことを知らない10代や20代の人は結構いると思います。
そこでエヴァンゲリオンについて簡単に紹介します。
まず大前提としてエヴァの世界観は意味不明です。
物語の舞台はセカンドインパクトと呼ばれる大災害によってダメージを受けた世界。隕石の衝突と言われていて世界の人口の多くが失われました。
このセカンドインパクトにより海水面が上昇、東京は水没し首都は箱根あたりの第3新東京市へ移されます。
この大災害の影響で季節はずっと夏です。ある意味うらやましい。
どこからともなく使徒と呼ばれる謎の敵が次々とやってきて第3新東京市を襲います。
主人公・碇シンジはこの使徒と戦うために人型兵器ロボット・エヴァンゲリオンに乗ります。
また碇シンジに加えて、綾波レイと惣流アスカラングレーもエヴァに乗って使徒と戦います。
3人はいずれも中学生です。
元々はTVシリーズで放送開始は1995年。全26話がテレビ東京系列で放送されました。
その後、劇場版が6作品、制作されています。
現在、次回作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』が制作中です。
初期の頃は“新世紀エヴァンゲリオン”と言っていましたが、今は“新世紀”という言葉が外れています。
また『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序』からは“エ”ではなく、“ヱ”という文字を使っています。
出雲横田から松江へ
広島から芸備線・木次線を乗り継いで松江へ向かいたいのが本望ですが、それをやると日が暮れてしまうので出雲横田から乗車しました。
1本だけでいいので広島から日帰りで松江を往復できるダイヤを組んで欲しいものです。
乗った列車は出雲横田始発の宍道行き。乗客は5人ほどでした。
旧三江線と同様、途中30km/h以下の速度制限をしながらも列車は初夏のあふれる緑の中をゆっくり進んで行きます。
途中の木次駅では奥出雲おろち号とすれ違います。
人気のこの列車、大勢のお客さんを乗せて備後落合へ向かって行きました。
終点の宍道で山陰本線に乗り換えて松江で下車、歩いて島根県立美術館へ向かいました。
一時的にネルフ本部のような島根県立美術館
入り口にネルフのロゴがあり、ネルフ本部へ入るような感じです。
ちなみにネルフとは、エヴァを管理し使徒と戦う組織のようなものです。
すごく簡単な解釈ですがエヴァの用語は深追いすると訳がわからなくなるので、何となく表面的に理解するほうがいいですね。
展示作品の内容
展示作品の写真撮影は禁止です。
展示内容は主に、コピーを含めた原画が多く展示されていてアニメが出来上がるまでの工程を紹介するものでした。
私が印象に残った点は2点。
一つ目は電柱の作画についての展示があったこと。描画においては色までもが細かく指示されていました。
エヴァンゲリオンではよく細かく描画された電柱や電線が出てきます。
監督の庵野さんは電柱フェチということでこだわりがあるようです。
二つ目は一番最後にあった展示作品で日本アニメ(ター)見本市のWEB短編配信『Until you come to me』。
これはスピンオフというか複数の作品を集めたオムニバスアニメです。新たなクリエイターの育成の意味もあるようです。
エヴァのあの“紅の色”を基調とした破壊されそして空虚なエヴァな世界を見事にアニメで表した映像が流れていました。
独特の紅の世界、でもたまにアクセント的に非対称な夏の青が出てきたり。同時に流れていた音楽とのマッチングもバッチリでした。
映像は5分足らずで何度も繰り返し流れていましたが、しばらく見入ってしまいました。
現在、公式サイトではこの映像の配信は終了しています。
大人気のシンジ湖のシジミ汁
島根といえばしんじ湖、そしてシジミです。
主人公の碇シンジの名前と引っ掛けたこのグッズ、大人気です。
島根でのエヴァ展ならではのグッズです。
発売元は松江が地場のしじみ屋さんです。
さいごに
目的としての鉄道利用ではなく、どこかへ向かう手段としての鉄道利用。
ちょっとでもローカル線の利用促進に貢献したいという思いから木次線を利用してエヴァ展に行くという今回のプチ旅でした。
このエヴァ展はアニメの制作工程の紹介が中心のマニアックな感じですので人によってはつまらなさを感じるかと思います。
私も正直、?な感じでした。もっとあの紅の世界を感じたかったです。
ただシンジ湖のシジミ汁のような島根だけのグッズや美術館は宍道湖に面した素晴らしいロケーションですので来る価値はあると思います。
そして今回は木次線に乗ってきましたので鉄道そのものも楽しめました。
時間を犠牲にしてもあえてローカル線利用でどこかへ行くプチ旅。
またやってみようと思います。
それではまた。
ここまでご覧いただきましてありがとうございます。
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