2018.4.1 新たなステージへ。『江の川よ~いドン!』が開催

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2018年4月1日は三江線沿線地域にとって新たなスタートとなりました。

この4月1日に島根県川本町にある悠邑(ゆうゆう)ふるさと会館で『江の川よ~いドン!』が開催されました。

今回はこれについてです。

江の川よ~いドン!とは

概要

江津市や邑南町などの三江線沿線自治体の16団体と個人が今後の地域活性化についての活動を発表し、そして交流をすることでつながりをつくる交流会のことです。

団体・個人紹介

  1. ツールドひろしま安芸高田実行委員会(安芸高田市・サイクリング)
  2. INAKAイルミ実行委員会(邑南町・イルミの継続)
  3. うづい通信部(邑南町・新しい場)
  4. (株)エブリプラン(江津市・さくらライン)
  5. (株)おおち山くじら(美郷町・ジビエ)
  6. 川戸地域コミュニティ協議会(江津市・川戸駅の保存や沿線のイベント)
  7. 江の川鐡道準備会(邑南町・鉄道公園構想)
  8. コミュニティパートナーズ&瑞穂アジア塾(邑南町・国際交流)
  9. 佐藤千紘(江津市・鹿賀駅活用)
  10. 樹冠ネットワーク(川本町・森林保護)⇒担当の方が体調不良のため欠席でした
  11. 月橋修彦(三次市・三次と浜田長浜をつなぐ郷土人形)
  12. つたわ(川本町・パフォーマンスグループ)
  13. はらっぱ図書館(大田市・田舎のサードプレイス)
  14. 三次SL保存会(三次市・SL体験)
  15. やまもとのりこ(広島市・ガイドブック制作)
  16. 灰示花火(雲南市・宇都井駅での打ち上げ花火制作)

飲食ブースの出店もありました

▲なんとアルコールの提供も

  1. 近本大正堂(江津市・どら焼き)
  2. 富士屋本舗(美郷町・ようかんとお茶)
  3. サンパラソル(安芸高田市・米粉パン)
  4. えごまの実(川本町・クッキーとスムージー)
  5. うづい通信部(邑南町・ジュース)
  6. ビストロK(三次市・ホットサンドやアルコール)

意見交換の場

一通り各団体・個人の活動発表が終了したら、気になる発表者さんとの意見交換の場が設けられていました。

テーブルごとに各発表者さんが付き、そこで意見交換をするスタイルです。

私が気になった発表者さん

やまもとのりこさん

ライターをされています。

WEBではなく、紙媒体がメインです。

『中国地方ローカル線の旅ガイドブック 愛しの三江線』を出版されています。

三江線に乗ってみてとても魅力のある路線であると感じ、‟自主企画”でこの本を出版されたとのことです。

私は職業としてのWEBライターではありませんが同じライターですので何か協力できることがあると考え、やまもとのりこさんとの意見交換に臨みました。

やまもとさんの提案の概要は、代替バスを利用して沿線地域に来てもらえるような定期的なガイドマガジンを発行することです。

また今はWEBの比率が高いのでWEB版も出したいとのことです。

ターゲットは女性。

サブカルチャー要素は入れたくないとのことです。

代替バス路線はわかりずらいのが現状です。

わかりやすく、かわいく、そんなガイドマガジンを目指すそうです。

取材はかなり工数がかかると予想されるのでこちらの協力ができればいいかなと考えています。

江の川鐡道準備委員会さん

会長の日高弘之さんとの意見交換に臨みます。

日高さんの提案の概要は、口羽・宇都井間にトロッコ列車を走らせ、この一体を鉄道公園にするというものです。

ただこのトロッコ列車の実現にはまずJR西日本からの駅舎や路線の譲渡が前提となります。

これがまだ進んでいないのが現状です。

一度譲渡を受ければ仮にトロッコ列車を走らせる計画がとん挫しても、駅舎や路線の撤去費用は自治体の負担となります。

ですので邑南町や三次市は譲渡に慎重になっているわけです。

また、伊賀和志は三次市 であり、邑南町がOKしても三次市がNGというケースも考えられ実現は不透明な感じです。

加えて日高さんの夢として宇都井より先、浜原まで実はトロッコを実現したいとの思いがあるとのことです。

というのも口羽・浜原間は日本鉄道建設公団によって建設された路線であり、高規格かつまだ50年もたっていません。

ですのでまだ老朽化もそれほどでもなく、維持も比較的容易とのことです。

これは私も同感です。

口羽・宇都井駅間は実はほとんどがトンネルで見どころが少ないのです。

宇都井から先もトンネルが多いですが潮駅のような見どころがある場所や沢谷駅圏内の千原温泉もありますのでどうせやるなら口羽⇔浜原でしょう。

のろし上げイベント

金山要害山保存会のみなさんによるのろし上げのイベントもありました。

SLはぽく見えます。

私の提案

今回私は飛び入り参加でプレゼンはしていませんが沿線地域魅力アップについての案はあります。

潮駅前のダム湖でのSUP

▲穏やかなダム湖

SUPとはスタンドアップパドルボードのことで立った状態でサーフボードのようなボードにのり、パドルをこいで進むアクティビティーのことです。

江の川ではカヌーは盛んですがSUPはまだ一般的ではないようです。

一応、スノーボードのような横のりにカテゴリーされており、体幹バランスをきたえることができますのでスノーボードのオフトレにもなります。

潮駅前には浜原ダムによってできた湖が広がっています。

みずほハイランドに行っていたスノーボーダーをオフシーズンにここに引き込めるのではないでしょうか。

まとめ

全国からものすごい注目を集めた三江線ラストランでした。

この注目度を活かすにはこれらの計画の遂行のスピードが求められます。

できることはどんどん協力した、これが今の私の思いです。

なお、次回の『江の川よ~いドン!』は2018年9月1日(土)に開催予定です。

また、2018年8月31日(金)に旧宇都井駅でイベントをやる予定です。

それ以外でも、ゴールデンウィークにも旧宇都井駅でイベントをやるそうです。

このゴーデンウィークに関する内容はまたこのブログに上げますのでぜひご覧くださいませ。

このゴールデンウィークは、旧三江線沿線が盛り上がりそうです。

それではまた。

ここまでご覧いただきましてありがとうございます。

 

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